「猫を殺したい人間」より「猫を殺す人間を殺したい人間」の方が多い。

「動物を虐殺する映像」より「動物を虐殺した人間を虐殺する映像」を観たい人間の方が多い。

「動物を虐殺する」性的興奮よりも「動物を虐殺した人間を虐殺する」性的興奮の方が大きい。

 

 

なぜ弱いものいじめをしてはいけないのか

 

パワーのある者が弱い者を捕食していると自分が持っている能力の半分以下の能力で生存が可能になるため、筋肉は不必要になり世代更新ごとに種族の能力が退化していく。弱者だけを攻撃していると弱者に合わせて攻撃能力が退化してくる。自分より小さい者ばかり標的にしているとその攻撃者の子孫は標的に合わせて小さくなる。
歯ごたえの柔らかい逃げる能力すらない弱い獲物ばかり労することなく捕食する捕食動物は敏捷さと爪と牙を失っていく。獲物が小さくなると捕食者も小さくなり、獲物が大きくなると追うものも大きくなる
捕食動物が全く動かない無抵抗のアメーバのような生き物ばかりを捕食していると、捕食動物も同様にアメーバのような生物へと変化する。
無抵抗であることは弱者のDNAにとって最大の生存戦略であり、弱者が主導権を握り強者の形質を自らのレベルにまで引き落とすための強者への復讐なのである。
強者の勢力が拡大するほど弱者はさらに弱者の本性を追求する。強い種族において最も脅威となり、生理的嫌悪を喚起する存在は弱者を攻撃することで満足する強者である。

弱者を迫害する強者は弱者の世界へ回収される。強者はより強大な困難と戦うことでのみ進化が起こる。

無抵抗で非暴力の敵と対立するなら攻撃者も無抵抗で非暴力となり精神的闘争の領域に上昇しなくてはならない。