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アニマルウェルフェア(食肉家畜権利向上)は動物を殺害する犯罪体制の維持を前提にした洗練された大量殺戮の制度を強化する思想である。

プロセスと結果を問題視する動物権利と違ってプロセスのみを問題視し、結果を肯定するアニマルウェルフェアは残虐性を隠滅したクリーンな殺戮機構を維持する。

 

アニマルウェルフェアは善意、一定の権利概念、善のリソースを殺害という目的に奉仕させる。

死刑囚の生活環境改善と同じ問題を持っている。

善意、快適さ、安楽、権利を死に隷属させることで死の優位性を高めることになる。

「快適で幸福な死」の実現は、善の観念を死へ奉仕させ、死に絶対的優位性を与えて、死の支配領域を拡大させる。

 

アニマルウェルフェアは死が絶対化した体制を家畜を対象に実験的に導入したものである。

奴隷の完成度を高めるために人間の知性、健康、恋愛、出産を奴隷体制に奉仕させる社畜の職場環境改善とはヒューマンウェルフェアである。

 

アニマルウェルフェアが浸透させる「生命が死に奉仕する」概念は生命、幸福、善に対する死の優位性と主権を確立させ、「死が生命に奉仕する」世界観を攻撃する。

 

 

生命が至上の世界観では苦痛と病気は生命に回復力と免疫を与え、より強力な生命へと進化させるが、

死が至上の世界観では健康と快適は、生命を脆弱化させるために働き、より強力な病気と苦痛に進化させる。

 

死ぬために生命、幸福、自由、権利があるのではなく、生命、幸福、自由、権利のために死がある。