パリ人肉食殺人事件の殺人犯 佐川一政をビデオに出演させたテリー伊藤が猫の大量殺戮を煽る

 

1981年6月11日、フランスの首都、パリに留学していた日本人留学生佐川一政(当時32歳)が友人のオランダ人女性留学生(当時25歳)を自宅に呼び出し、背後からカービン銃で射殺した。
佐川は衣服を脱がせ屍姦したあと遺体の一部を生のまま食べ、また遺体を解体し写真を撮影して遺体の一部をフライパンなどで調理して食べ、2日後に逮捕された。
フランス国内の裁判では佐川は心身喪失であったとして不起訴処分で無罪となった。
日本に帰国後、社会的制裁を受けることなくマスコミに有名人として扱われ「カニバリスト」を芸風にして著作も発表していた。

 

1995年、タレントのテリー伊藤はこの佐川一政をお笑いコンビ爆笑問題と出演させたビデオ『佐川君の一週間』を企画。

これは殺人犯をタレントして出演させてバラエティのノリで本人に事件を語らせ、身体測定をしたり、合コン、焼肉屋で肉を食わせるなどしたコメディビデオであり、ドキュメンタリーや殺人犯を批判的に描いた映像作品ではない。

1997年の神戸児童連続殺傷事件の犯人が出所後に犯行内容を詳細に記述した書籍を刊行したが、佐川一政のタレント活動を踏襲したのは明らかである。

 

 

人肉食殺人事件を「バラエティ」化したビデオで金儲けをしたテリー伊藤は、2016年に今度は猫の大量殺戮をテレビで煽った。

 

山梨県庁の野良猫 あす捕獲・去勢へ 県が愛護団体と実施

http://www.sankei.com/life/news/170112/lif1701120028-n1.html

 

 

2016年12月7日放送のTBSの情報バラエティ番組「白熱ライブ ビビット」が山梨県庁の敷地内に20匹ほどの猫が住みついている光景を攻撃的な表現で放送した。

https://web.archive.org/web/20161210154709/https://news.livedoor.com/article/detail/12382610/

 

番組内でご意見番を自称するタレントのテリー伊藤は「山梨県が野良猫を処分(大量殺戮)するべきだ」「殺処分しないのは怠慢」という旨の猫大量殺戮を煽るヘイトを主張し、TBSは公共の電波でその放言を垂れ流して、地域猫の可能性を一切無視し、動物を尊重する市民を蔑視し、排撃した。

TBSはそれ以前にも2016年2年19日に別の情報バラエティ「あさチャン!(https://tvrider.jp/program/p167/t174090/h2275302)」で山梨県庁の猫に対して攻撃的な報道を行い、餌をやる良心を持った人々を盗撮し嫌がらせを行っている。(http://www.j-cast.com/tv/2016/12/19286402.html?p=2)

猫を殺さないのは勇気を持ってない=弱い。猫を殺すのは勇気がある=強いという倒錯した二分化


女性の殺人事件をビデオで茶番化し、テレビ局で自分より弱い部下に暴力をふるっていたことで有名なテリー伊藤は「白熱ライブ ビビット」で『(行政は殺処分する)そこの勇気を持たないと。山梨県は自分のところにリスクを背負ってないです。』というレトリックを用いて、「猫を殺戮しないのは弱者である。リスクを背負う強者なら猫を殺戮するはず」という自己の倒錯した価値観に基づいて動物の殺戮を合理化しようとした。


”勇気”というのは強者の証明、または強者になるために不可欠な気概のことである。テリー伊藤というオトコにとって「強さ」の定義とは小動物を殺すことのようだ。


小動物の猫を殺すことが「強さ」の証明になったことはない。プロ格闘家が虎やライオンと戦うならまだしも猫を殺しても成績にカウントされることはない。

 

本業が何をやってるかわからない、どの層から支持を受けているかわからない、タコ踊りくらいしか能のない半端者の河原乞食が、生命と健全性の敵対者としての性格をむき出しにして”強さ”の定義を歪め、美を誹謗し、弱者攻撃・動物虐待こそが強者の証明だと価値観の転覆を図っている。

本来の自然状態では生まれることすら許されない、歪んだ化学器具で調合された実験の失敗作であるような存在は肉食獣(猫)の崇高な存在価値は理解できないのだ 。

他にもテリー伊藤は「歩いている赤ちゃんがもしこの猫に噛まれたらどうなりますか?」とありえないフィクションを例に出し猫殺戮を強弁。

オリエンタルラジオ・中田敦彦はテリー伊藤の放言に同調し「本当に猫が心配で(エサを)与えてるのではなくて、エサを与えるっていうコミュニケーションを味わいたいだけですからね、 与えてる人は」とアマチュア精神分析もしくは超能力で餌やりボランティアの人々の心を透視して攻撃した。

 

 

翌年2017年、TBS「白熱ライブ ビビット」は、多摩川沿いに住むホームレス達を「多摩川リバーサイド族」などと揶揄してホームレスへの偏見を助長するような放送をし、特定のホームレス男性を「人間の皮をかぶった化け物」「犬男爵」などオドロオドロしいイラストで表現をした偏向報道に各識者は抗議した。

 

「白熱ライブ ビビット」の取材を受けたホームレス男性は「カメラマンが向こうで待ち構えているところに『怒鳴って来てくれ』と頼まれて、言われた通りに演技した」と証言しており、TBSがヤラセでホームレスへのヘイト番組を制作したことが明らかになっている。

https://www.huffingtonpost.jp/hiroaki-mizushima/tbs-vivit-yarase_b_15032956.html

放送倫理・番組向上機構(BPO)は『白熱ライブ ビビット』を放送倫理違反に当たると決定した。

 

TBS「ビビット」が謝罪。ホームレス問題をとりあげた特集で
http://blogos.com/article/212509/