シンクロニシティとUFOは人間の無意識（ブラックホール）と地球中心部のブラックホールの作用が生み出す

ヴィルヘルム・ハンマースホイ　背を向けた若い女性のいる室内 (1903-04)

惑星の中心部にある、我々を支配する重力の源はブラックホールであり、ブラックホールが核融合で埋め立てられたことで惑星が誕生した。

生命の無意識、我々が魂と呼んでいるものはブラックホールである。個々の生命のブラックホール(無意識)と地球中心部のブラックホールの相互作用が象徴を操作し、組み立て、何らかの条件が揃うとUFOなどの具体的な創造性を発揮する。

夢は人間のブラックホール（無意識）が生み出す。ブラックホールが記憶の中の象徴を組み立てストーリーを自動生成する。象徴を組み合わせることで文脈を生成する文学的現象は文学の中のみで起こるのではない。

現実は夢と同じ性質を持つ。ブラックホールは自動で象徴を組み立て小説や映画を創造する。

象徴の理解力は人間だけに備わった知的産物ではなく、動物も象徴の意味を理解し、無意識、無機物すらも理解し、

地球中心部のブラックホールですら理解することができる表現を司る原初言語である。

右は善の象徴で、左は悪の象徴だが、右の窓と左の窓を開けておくと猫は必ず右から出ていく。

ブラックホールの重力は物質だけでなく象徴・記号・情報・精神をも吸収し、記憶し、現象を補完する。盲目的物理現象であるはずの重力が象徴を理解し組み合わせ表現している。

・地球外知的生命体は存在しない。聖書に地球外知的生命体の存在を示唆する箇所はない。

・注意力を持って日常を観察すれば異常な頻度でシンクロ二シティは発生を確認できる。毎日「死去」のワードでニュース検索してみよう。60歳の二人の大学教授が同じ月に死去するなどのニュースを頻繁に目にすることができる。

ブラックホールは機械的な認識と知性によって象徴を理解する盲目的コレクターであり、善悪を区別せず貪欲に現象を整列しシンメトリーを求め、ナンバリングし、収集し、記憶を補完し再現させ完成度を高めようとする。

・シンクロ二シティとはブラックホールが象徴を整列する盲目的な現象である。

例えば2020年コロナ発生当初に立て続けに馬が脱走した、馬小屋が火事になった、馬が虐待されたという馬に関するニュースが立て続けにあった。
馬は人間が乗りこなす経済、あるいは文明の何らの発展の象徴だろう。馬と経済活動を同じ象徴として吸収するブラックホールはパンデミックによる「経済活動が衰退」を吸収したことで、同時多発で馬が傷つく事件のシンクロニシティを引き起こした。

ブラックホールの重力は本棚に青い背表紙の本が一冊あるなら、もう一冊青い背表紙の本を加えてシンメトリーを成立させようとする。右が大なら左も大にするように地下のそれは死を買い揃える人間のコレクション欲と同じく死を整列させる。死や事故の連鎖はブラックホールが引き起こすシンクロニシティである。

・ブラックホールは同じ現象を一体化させ凝縮させて高密度にしたものを自らに取り込み吸収しようとする。

・人類のTwitterへの依存は極めて危険。Twitterの青いニセモノの鳥が不吉なアイコンになっているが、青とは死と衰退の象徴であり、鳥は地上からの逸脱を意味する象徴である。

象徴のみを言語とする地下のブラックホールは、Twitterを介して行われた人類のあらゆる言説活動を「青いニセモノの鳥になって羽ばたいていく」というネガティブな現象として吸収し、「人類は死を求めて死を生産し死を志向してる」、「人類は急速に死に向かっている」という記憶として消化し、その記憶を補強しようとする。

政治家も資本家も芸術家も善人も悪人も右翼も左翼もTwitterやってる時点で全て死んでいる。

・TIKTOKをやると人類は滅亡する。TIKTOK（日本語訳で「チクタク」）？中国製の時限爆弾が刻む滅亡へのカウントダウンの音だ。

・もしあなたと猫が強い絆と愛情で結ばれ一心同体だと、地下のブラックホールはあなたと猫を同じ象徴であると認識する。すなわちあなたが死ぬと猫も死ぬ。猫に愛情を持つ人間が猫のように生きているとブラックホールは猫とその人物を同じ一つの象徴として認識する。
どちらかの生命力が衰退するとブラックホールはその人物/猫が死んだと認識してどちらか一方が死ぬ。

・人間がブラックホールが生み出すシンクロニシティを止めることは現時点では極めて難しい。

あなたは地面に穴を掘って、その穴から地球中心部にあるブラックホールに向かって「この糞ったれなシンクロニシティをやめろ！」と毎日怒鳴ったとする。その翌月に、「隣室の老婆の生活音に腹を立てた隣人が壁越しから毎日大声で老婆を恫喝して逮捕」というニュースを目にするだけだろう。

ブラックホールは全ての現象を象徴の組み合わせとして変換し、地表で出来の悪い再現を行い、現象の完成度を高めようとする。

・灰皿とタバコを象徴としてブラックホールが吸収して、灰皿とタバコのようなものを地表に吐き出した結果がUFOと呼ばれる現象。ブラックホールに一旦吸い込まれたはずの象徴が地表に突き抜け人間の無意識に反応し、UFOと呼ばれている空飛ぶ灰皿や空飛ぶ葉巻や空飛ぶタバコを発現させる。

 灰皿、タバコ、葉巻自体がブラックホールの働きを人間が無意識に解釈し具現化したものであり、UFOのようなものだ。

・人間自体も運命と個性を追求するほどに象徴化していく。

・象徴は地下に下るほど数字化される。 地下の数字が地上に象徴を生み出すのではない。本来は象徴が数字を奪う。CEOと銀行強盗、どちらが神に近いか？恐らく銀行強盗。

数字が象徴を生み出す民主主義は政治ではなく、経済学である。実は経済学ですらない。民主主義は投票数によって成立した政治家が大衆を操作し搾取するようになる。数字から生まれた象徴がその本性を明らかにして数字を強奪するようになる。象徴の組み合わせは生命を生み出さない。それは魔術でしかない。生命が象徴を生み出し、象徴は数字を強奪し、自らの象徴性の完成度を高める。

・シンクロ二シティだけを神の啓示と捉えるのは危険。

・盲目的で機械的なブラックホールは生命を攻撃する邪悪なシンクロニシティを生み出す。それは悪意と攻撃的な性格を持ち、地表に擬人化したサタンを出現させる。それは幻影などではなくブラックホールの中心部にいるサタンが地上に再臨したものである。超男性的なサタンが女性化したものがブラックホールである。女性であるブラックホールは地上にサタンの子を出現させている。

 ・ブラックホールは質量を持たない象徴と情報すら吸収する。ブラックホールは非物質の意識と思考を物質より早く吸収する。その次に重い物質が吸収される。情報から象徴が生まれる。

・ブラックホールは非物質の象徴・記号・情報を吸収するのだから、非物質のみを吸収した密度の薄いブラックホールが存在する。この宇宙自体が非物質の象徴と情報だけを吸収した低密度のブラックホールかもしれない

・人間のブラックホール（無意識）も盲目的で情報を詳細に区別できない。「シタイ」　の同音異義語「死体」、「肢体」、「姿態」「詩体」の区別がつかない。

・遠く離れた二つの銀河に同期現象が起こっているといった宇宙全体で巨大なシンクロニシティが観測できたら、宇宙を統べるブラックホールがどこかに存在する。一つの現象はもう一つの現象なくして発生しない。宇宙の活動は宇宙以外で起きた活動に反応している。

・人間が作り出す最大の象徴は国家、民族。「国家・民族が神を作り出した」のか「神が国家・民族を作り出した」のか？
国家・民族と言う象徴が神を作り出したならその神は地下の力から生まれた偽物だ。神が国家・民族を作り出したなら、神がその象徴を作り出した。

・数字選択式宝くじ（ロト）の番号を予測することはある程度可能である。6と9.12と21.36と39などのシンメトリー、前回の数字と同じ数字、前回の数字から＋1もしくは－1、10、11などの連続の出現が高い頻度で観測できる。これはシンクロニシティと同じブラックホールが生み出す重力の物理現象であり、重力は意識や情報にまで作用し、一瞬で整列させ文脈を製造する。

・重要な疑問に答えを求めると、自分が何気なく観た映画、読んだ本、聴いたアルバム、観たニュースを組み合わせさて的確な答えが得られる時がある。これらカードを組み合わせたメッセージには、「プレイリスト」やアーティスト自身が選曲した「コンピレーション盤」のように確固たる言葉があり、文脈があり、論理がありポジティブである。自分が認めていないカテゴリー、帰属先・所属先が疑わしい情報からのシンクロニシティには不吉めいていたり、当てこすり、挑戦的なものが多い。

モニターの中だけで起こるシンクロニシティに満足した方がいい。現実で起こる出来事しか信用しない情報ミニマリストになると危険である。巨大な力が自分に答えを与えるために自分自身を人形として操って、現実でシンクロニシティを起こし答えを与えることがある。

・自分の部屋の天井の角をじっと見てみろ。ほれほれほれ、部屋の中のお前をじっと見つめる何かがいるぞ。ほら、見てる見てる、めっちゃ見てるぞ。ダーク/DARKのDは4番目のアルファベットであり、ARKの意味は「大きな箱」。たぶん消滅の運命を免れることはできないブラックホールが永遠を模造するために宇宙は8つのブラックホールが作り出した立方体になっている。最初に一つ目のブラックホールが4つになって正方形を作り出し、さらに対となる4つのブラックホールから成る正方形を生み出し、一対の正方形が重なって立方体の監獄となったのがこの宇宙だと思う。